国道410号
房総半島の道路はわかりにくい。農道を走行中、「次の交差点で国道に入ろう。」なんて思っていても、大抵は通り過ぎてしまう。だって農道より国道の方がさらに道幅が狭いんだもん。その上、案内標識も無いし。
今回はそんな狭い国道を紹介してみたい。
まずは南房総を南北に伸びる国道410号と、東西に伸びる国道465号の交差点。プロフィールだけを聞けば物流の動脈同士が交差している大きな交差点を想像するのだが・・・
この寂れよう。
信号も無ければ案内標識も無い。
手前の道が465号で、その横断歩道の先、画面奥左手に続く道が410号。410号はここで画面奥右手の狭い道に鋭角に曲がる。465号はここで一旦途切れ、右手の410号を進んでいくと数km先で再び分岐する。
さっぱりわからない。465号を東に向かっていたはずが、ここで410号を北に走ることになる。410号を南下中なら尚更である。左カーブの途中にある、この狭い道を見つけることさえ不可能に近い。
ここから狭い方の410号に進む。
たしかに国道410号である。
もしもここで国道沿いの土地が安く買えるなどと言う広告につられてしまうと、断崖絶壁を購入することになる。
もう少し進んだところにトンネルを見つけた。
大型車は進入禁止となっているが、アルミバンの3トントラックですら通過できそうにない。トンネルの入り口付近には、ここで引き返せるように転回できる場所が確保されているのが親切である。
道幅がわかりやすいように、比較の為にシャツを置いてみた。
なんなら一緒にズボンも置いてみようかと思ったが、そういうときにかぎってパトカーが通りすがるものである。
世の中には自転車さえ通れないような国道もあるので道幅が狭いのは我慢できるが、案内標識ぐらい設置してほしいと思った。
↓おまけ
巨大なネコ。
ネコは100匹のうち1匹が巨大化してトラになる。
・・・・・・と、竹本泉氏の漫画の登場人物が述べていた。
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