パンダとSAT
E-3に採用されている新技術SAT(シャドー・アジャストメント・テクノロジー)
オリンパス最新のコンパクトデジタルカメラではおなじみのこの機能は、白トビや黒つぶれを防ぐもの。レッサーパンダを撮るときには威力を発揮しそうな機能なんだけど、デフォルトではOFFになってるし、とりあえずきっちり露出補正ができるようになったら試してみるか・・・と思ってた。
ところが、イルミネーションの撮影で試したSATを解除したつもりが、解除されてなくそのままパンダを撮ってしまったと、こう言うわけで御座います。
それでどんな感じに写ったかと言うと
冬の弱い日差しとは言え、陽の当たってる白い部分の自然な描写と、日陰の黒い毛並みの描写を両立している。今までどちらかが犠牲になっていたが、肉眼と同じように全体が確認できると言うだけで、写真に写ったパンダがとても立体的に感じる。
逆光のミンファちゃんもこの通り。
ミン・メイ姉妹のバトルシーン。白トビしないように露出を抑えてもお腹の黒い毛並みや手足の動きが見てとれます。
とは言え、やはり万能ではありません。
メイファちゃんと対峙するシーンファ母さん、お腹のモジャモジャははっきり見えるけど、鼻の周りは真っ白にトビます。レッサーパンダの黒いお腹が一頭分なら-1.3補正としてたけど、メイファちゃんは背中も意外と黒かった(・_・;
(OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5)
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